まいぺーす開幕戦をシミュレーション!

 

 

 

ファミコン版ベースボールを知らない
ヤングなお客様へ。

 
1983年、あの任天堂よりファミリーコンピュータ本体と同時に発売された野球ゲーム。2001年の現在にいたるまで「野球ゲーム系 売り上げ第1位 」に輝く家庭用ゲーム黎明期を代表する名ソフト。
 このゲームでコントロールするのは攻撃時にバッターとランナー。これはいまでも普通 だが、守備時はピッチャーのみという内野外野の守備はコンピューターにおまかせという今では考えられないシステム。
 もうひとつ考えられないのが登場する選手には、球団公認の選手をモデルにした名前も能力もなく、みんな均等の没個性社会。おまけに疲れもしなければ調子もよくないといった感じで、選手交代はいっさいない。というよりできない。 シンプルイズベスト!

 

そう、だからこそ僕らはこのゲームのキャラクターにレッツ感情移入!
名付けて『エキサイティング・オレ!』
自分で選手もその能力もチャンスにピンチに交代するのも、インマイマインド。

新入団選手も勝手にシミュレート!
とんび池球場開幕戦(対ARMS)をシミュレート!

 

先発オーダー

   まいぺーす ARMS
中 平山 中 山下
遊 伊藤 三 片山
一 中澤 二 木下
左 長谷部 投 上田
捕 留学生ポンセ 右 市丸
二 上野 捕 山澤
三 芹沢 一 大野
投 大橋 遊 山科
右 宮寺 左 小坂

 

試合終了!!

勝利投手 

 

解説/おそいちうどん部長

 平成18年初、とんび池球場開幕試合は今年の明大トーナメントを占うかのような、大量得点のシーソーゲームとなった。北村総監督は若手主体のオーダーを組む。新時代のまいぺーすを担う若手にチャンスを与えようという総監督の考えか。これが顕著にあらわれているのが留学生ポンセの起用。1年生で入団したばかりだが、キューバ生まれのチェ・ゲバラ思想といったらただものではない。雄弁に語るマルクス主義者・屋代君ですらたじろいだほどだ。
 試合は12対10と、辛くも勝利したが、今年のまいぺーすが抱える問題は大きい。まずはARMSの上田君に出会いが無いこと。ARMSの快速スプリンターに女の子の紹介をせがまれている上田だが、彼自身にも出会いが無いのだ。4月からスタートする橋口ゼミに期待といったところだろうか。
 そして問題点はもう1つ。それは小田急線複々線工事に伴う登戸駅付近の用地買収が進まないことだ。みんなもご存知の通り、登戸の本屋の向かい側に不動産屋、ゲームセンター、キャバクラが3軒並んでいる。この店舗が立ち退かない限り、向ヶ丘遊園駅までの複々線工事が進まないのだが、一向に立ち退く気配が無いのだ。確かに居住の自由は保障されているとはいえ、工事が進まないことは鉄道マニアとして悲しい限りである。

 

もどる